Google ドライブは、
2012年4月25日にサービスが開始された、
Googleが提供する
オンラインストレージサービスです。ユーザーは、自身のファイルを
Googleのクラウドストレージにアップロードし、管理することができます。
基本機能
ウェブベースのファイルビューアが用意されており、PhotoshopやIllustratorなどの専門的なファイル形式の閲覧や、HDビデオの再生に対応しています。これにより、多様なファイルをブラウザ上で手軽に確認できます。
ウェブ版には、
Google ドキュメントや
Google スプレッドシートといったオフィススイートが標準で組み込まれており、ドキュメントファイルやスプレッドシートファイルを直接作成・編集することができます。さらに、
サードパーティー製のアプリをインストールすることで、これらのアプリを使ってファイルの作成や編集が可能です。これにより、ユーザーは様々な用途に合わせて機能を拡張できます。
デスクトップおよびモバイルアプリ
WindowsやmacOS向けには、
オンラインストレージ上のファイルをローカル環境と同期させるためのデスクトップアプリケーションが提供されています。これにより、オフラインでもファイルにアクセスでき、作業効率が向上します。また、AndroidやiOS向けには、
オンラインストレージ上のファイルを編集するためのクライアントアプリが提供されており、外出先でもファイルの確認や編集が可能です。
ChromeOSや
Ubuntu、Zorin OSでは、
オペレーティングシステム (OS) の標準機能として
Google ドライブが利用できます。
ストレージ容量
サービス開始当初、
Google ドライブのストレージ容量は5GBでしたが、
2012年4月のアップデートにより、
Gmail、
Google+、
Google ドライブのストレージ容量が統合され、15GBに増加しました。この統合により、各サービス間でストレージ容量を共有する形となっています。
注意点
2021年6月1日より適用された新しいポリシーでは、
Google ドライブのサービスを2年間利用がない場合や、
Gmail、
Google フォトと合わせてストレージ容量を超過している状態が2年間続いた場合には、コンテンツが削除される可能性があります。特に、2023年6月1日以降は、
Google ドライブ内の全てのコンテンツが削除される可能性があり、ストレージ容量を超過している場合には、
Gmailや
Google フォトに保存されているコンテンツも含め、全てが削除される可能性があります。このため、定期的な利用やストレージ容量の管理が重要です。
関連情報
関連項目
[オンラインストレージ]
クラウドコンピューティング
ファイル共有
Google ドキュメント
Google One
外部リンク
公式ウェブサイト
Google ドライブ - Google Play
Google ドライブ -
App Store